単著入門書『伊勢物語入門』&正誤表


解説書なのに連続小説のように読め、平易なのに知的刺激がある、伊勢物語の入門書を刊行しまた。『伊勢物語入門 ミヤビとイロゴノミの昔男一代記』です。平成16年6月24日、鼎書房刊。税別1,300円、四六判159頁、ISBN4-907846-28-2 C1095。

伊勢は、さまざまな章段が集まってできた不統一きわまりない古典です。従って、従来、連続小説のようにつないで読もうとする注釈書はありませんでした。しかし、本書は、要所要所の32章段を選び出し、読みやすい原文にわかりやすい訳を添えて、前後の章段にも言及しつつ、主人公「昔男」の人生をたどれるようにつないでいます。抜粋ではありますが、これまでになく楽しめる注釈書に仕上がっています。イメージをつかみやすくするための挿絵も、適宜入れてあります。加えて、深読みすることの楽しさや、章段どうしをつなぎ合わせることのおもしろさも平易に解説し、簡便な参考文献案内も付けていますから、解説書としても有益です。

具体的な内容については、以下の概要説明を兼ねた「目次」をご覧ください。前置きの第一部で、積極的に読むことの必要性やその際の注意点を説き、実践編の第二部で、具体的な読みの実例を示し、伊勢を通読したような感じを味わえるようにしています。さまざまな章段をつないで、「ミヤビとイロゴノミの昔男一代記」として読めるように仕上がっています。そして、第三部では、付録として、伊勢研究の展望を述べ、参考文献を紹介しています。巻末には、同僚の英文学者に訳してもらった「英文目次」も付載しています。

興味のある方は、 こちらの「閲覧方法」をご覧ください


源氏物語ばかりが古典ではありません。もっと短くて、同等に読みごたえのある古典があります。それは、伊勢です。本書を読んで、伊勢の世界に足を踏み入れてみてはいかかでしょうか。

なお、初版には
訂正すへき箇所があるので、報告しておきます(再版では訂正しました)。
103頁後から12行目「話が展開しはじめると、」の後に、「出家事件前の拘束されるところから既に、」挿入
107頁原文9行目「来」に、ルビ「き」を加える
109頁原文9行目ルビ「き」削除
128頁後から3〜2行目「そこらの」削除
147頁後から4行目「国」を、「固」に変更
失礼しました。

しかし、再版にも訂正すべき箇所が見つかりましたので、併せて報告しておきます(第三版では訂正します)。

14頁冒頭〜2行目「「船頭多くして、船、山に登る」ではありませんが、」削除
15頁後から3行目「斜め後から」削除
17頁訳後から8行目「紅葉した楓」を、「春赤く出る楓の若葉を突然変異の紅葉と見なし、そ」に変更
19頁後から3行目「とる説と」を「も読めるし」、後から2行目「とる説に大別され」を「も読め」に変更

22頁6行目「前後を」の後に「私なりに」、後から5行目「ものです。」の後に「つまり、何とつなぐかによって答は変わり得る、と言えます。」挿入
25頁冒頭「九州地方」を「西国」、6行目「「花橘の香」」を「「花橘」を思わせる「香」」に変更
27頁訳冒頭「匂い」を「美しさ」、5行目「なのに」を「なので」に変更
33頁9〜10行目「基本的に省略し」を、「不十分と考え」に変更
37頁末尾の後に、新段落「なお、念のため、断っておきます。古いとされるグループ/新しいとされるグループと述べてきましたが、私は、そのグループ分けを肯定しているわけではありません。どんな章段どうしでも縦横につなぐつなぎ読みにとって不要なのは言わずもがなですし、前述のとおり、信頼性は不十分と考えられます。ただ、グループ別に読んだ場合どれほどつながりが読めなくなるかを言うために、仮にグループ分けに従ったまでのことです。誤解なきようお願いします。」挿入
41頁後から4行目「U章で紹介した『新潮日本古典集成』の指摘どおり、」削除
46頁原文後から2行目「眺」を「なが」、訳後から9〜8「通わせる男が一人だけ」を「逢う男も既にいて、独り身」、
後から2行目「長雨」を「「長雨」」、末尾「ぼんやりと眺め」を「想いにふけって「眺め」」に変更し、後から3〜2行目「呆然と」削除
47頁後から4行目「武士でないがゆえに、」を、「生来の」に変更
53頁5行目「ことごとく田舎に違和感を覚えます」を、「田舎に馴染むこともありません」に変更
54頁原文末尾「ん」を、「む」に変更 
58頁訳3行目「おられる」を「おられた」に変更し、後から5行目「A以来」削除
67頁訳3行目「見つめ」を、「望み見て」に変更
68頁9行目「妻」の後に「の親」を挿入し、後から2行目「残っていた」を「描かれる」に変更
72頁後から11行目「復活し」を「甦り」、
後から4行目「に追いかけられる」を「も心変わりし、去ろうとする昔男を引き留めるべく歌を詠む」に変更
76頁後から行目「もさることながら、」を、「に恋歌で有名な」に変更
77頁見出しから4行後「ではなく、」の後に「二六段/二九段や二七段/三○段も含め、」を挿入し、訳後から3〜2行目の( )内ポイントを小字に統一した上で、後から5行「朸」ルビ「あふご」を「おうご」に変更し、後から3行「逢」にルビ「おう」を加えて「ふ」削除
78頁見出し直後「上には、三層目の三一〜三四段が積み重なります。」を「次にくる」、3行後「さらに状況が悪化し」を「不調がつづい」、5〜6行後「では、女に哀願しても何とも思われません」を「は、女に未練がましい歌を詠み贈っても無反応だった、と読めます」に変更
79頁見出しから3行前「復活」の後に「・成長」、後から8行目「復活」の後に「・成長」、末尾「復活」の後に「・成長」を挿入し、
見出しから2行前「するコメントだった」を「し、と同時に、自覚・反省する昔男像までも想像させる一文な」、後から8行目「四層目」を「次」、後から6行目「信じる」を「思う」に変更
84頁見出しから7行前「三九段・四五段からは哀惜の念」を「四五段からは同情」、2行前〜
直前「真剣さを欠いていて、歌の技巧ばかりが目につきます。本当に長いなかだるみで」を「四九〜五二段は歌の技巧ばかりが目について、真剣さに欠け、五三〜五六段は断片的すぎてつなぎにくく、内容的な重みに欠けま」に変更
85頁訳後から4行目「そう」削除
86頁訳末尾「大して」を、「全く」に変更
87頁訳後から4行目「草」を、「低」に変更
91頁訳6〜7行目「関係を結んで」を、「知り合って」に変更
93頁原文冒頭「愛」・訳3行目「いとお」を「悲」に変更し、訳後から3行目「そう」削除
97頁後から4行目「七五」を、「六九」に変更
98頁訳末尾「生母」の後に、「の女御」挿入
100頁4行目「語り手」の後に「(実は翁自身))」を挿入し、見出し直後「祝ぎ」を「動」に変更
101頁訳5行目「家」を「御殿」、「這い」を「這うように」に変更
103頁後から9行目「翁の仮面など吹き飛ぶ」を、「もう翁的に振る舞えなくなる」に変更
109頁訳2行目ルビ「きやう」削除
111頁冒頭「場面」を、「語り手のコメント」に変更
116頁訳後から3〜2行目「人を呪うと自分に災いが返ってくるくるものなのでしょうか、返ってこ」を、「呪いとは本当に呪われた人に及ぶものなのでしょうか、及ば」に変更
117頁末尾「吹き飛んだはずで」を、「出てこなくなりま」に変更
118頁4行目「毒づく」を、「揶揄する」に変更
119頁訳7〜8行目の( )内ポイントを統一し、訳9行目「あの」を
「この」に変更
123頁末尾「」スレた感じがし」を、「昔男の女好きを言い当てていて、スレた物語世界を演出してい」に変更
124頁見出し直後から4行目「清算」を、「後日談」に変更
128頁訳8行目「るでしょう」を、「ってください」に変更
129頁3行目「章段番号が三桁になる終盤あたりでは」を、「一○八〜一二二段あたりになると」に変更
131頁8行目「はじめから八方破れの状態で、」を「以前持っていた絶妙な」、訳後から3行目「雄」を「雌」に変更し、訳後ろから5行目「もう」の前に「今は」挿入
132頁訳2行目「ばかり」を「だけ」、後から3行目「以前に成立した」を「と成立時期のほぼ近い」に変更し、訳5行目「今日」の後に「だけ」を挿入して、後から2行目「既に」削除
136頁原文後から5行目「鳴」を「な」、訳4行目「出で」を「出」、訳後から6行目「野原と化したならば、鶉となって鳴いて」を「そのような野原と化したならば、鶉となって「鳴き」(「泣き」)つづけ、」に変更
145頁4行目「低」を、「抵」に変更
146頁9行目「は、結構いま」を、「なんかも、そうで」に変更
重ね重ね失礼しました。

はしがき 2〜
4頁
目次 5〜
6頁
第一部 『伊勢物語』を読む前に知っておきたいこと
章段
…原文&訳/部分的あるいは要約的な紹介
★引用文献・たとえ話
概要
T章 わからないところは自分流に読む   @ 『伊勢物語』に多い、諸 説分かれるケース 124
7687
おぼめかす文体の『伊勢物語』からは、いろんな答がでてきてしまう 8〜
14頁
A しかし、作者に聞けば いいというものではない 「先生からの質問」
種明かししない漫画家
聞かれた作者(黒井千次)が、聞いた読者に、辛口批判。自分で考えるべきだ、と。漫画家の井上雄彦も似たような発言
B 作者が見えないなら、なおのこと自分で考える 原作者・作者・編集者・書写者…。作者が見えないからこそ、気兼ねなく自分流に読める。
U章 つなぎ読みなら自分流に読める @ 答が二通りの例はいろ いろある 「多義図形」
歌詞の状況設定を討議
答が二通りに分かれたという「先生からの質問」以外にも、二通りに見える例はいろいろある。 15〜
22頁
A 章段の評価が二通りに分かれた例 20
1586
気が利いているとも、間が抜けているともとれる二○段。一五・八六段も、状況がわからない。
B しかし、つなげば答を絞 りこめる 「多義図形」改
123
つながりのなかで見ることで、絞りこめる場合もある。「つなぎ読み」の可能性に賭ける。
V章 個別読みに対するアドバンテージ @ 『恋する伊勢物語』の個 別読み 『恋する伊勢物語』 『伊勢物語』の本のなかでは有名な、俵万智『恋する伊勢物語』の個別読みを紹介。 23
30頁
A 60段と62段は、個別に 読むか、つないで読むか 6062 六○段と六二段を個別に読む『恋する伊勢物語』と、両段をつなぐつなぎ読みを比較する。
B つなぎ読みのアドバンテージを補強 13166163
田舎否定章段
つなぎ読みは、どこまでも深く広く読める。
W章 グループ別読みに対するアドバンテージ @ 『鑑賞日本古典文学』の グループ別読み 『鑑賞日本古典文学』 国文学界で広く知られている片桐洋一『鑑賞日本古典文学』の、いわゆる「三段階成立論」を紹介 31
37頁
A グループ別読みの盲点 グループ読みには、人物把握が大まかになる、グループをまたいでのつなぎ読みができない、といった盲点がある。
B つなぎ読みは深く広く さまざまな章段 グループ読みをすれば深く広い物語世界を見過ごすことになるが、つなぎ読みなら見過ごさない。
X章 自由な読みにもルールはある @ 自由なテクスト論でも、 言いたい放題は不可 「このはしを渡るべからず」 ルールのなかで工夫するからこそおもしろい。いくら自由なテクスト論でも、最低限のルールは守りたい 38
42頁
A 自由度を制限し、深く広 くつなぐ 自由に深読みできるところは制限される。また、深く広くつながる物語世界を追求することが、つなぎ読みの使命。
B つながりが途切れるよう な読みは行なわない  田舎否定と挫折を認めない説
1415
一つの章段内だけで見れば成り立っても、つなぎ読みの立場からは許容できない説がある。
第二部 つないで通し読みする昔男一代記
T章 昔男一代記のはじまり (二・六・一五・一六段)
@ 「ボロは着てても心はミヤビ」な女に惹かれる 2段および近隣章段
(以下同じ)
没落しても誇りを失わない女に惹かれ、原体験としてインプットされる。 44〜
59頁
A 容貌だけで選んだ姫君とは結ばれない 6 内面が記されない高貴な姫君に対しては、外面に惹かれただけ。
B 田舎女は論外 15 内面重視を学んだが、生来の田舎女は論外となる。
C 「ボロは着てても心はミヤビ」な友達に共感 16 没落してもなお誇りを失わない友達の姿に共感し、進むべき方向性を見出す。
U章 対照例によって際立つミヤビの本質(一七・一八・二三・二四段) @ 本物のミヤビはクールでなければならない 17 「クール」とも「冷淡」とも読める章段。一六段の口直しとしてつなぐなら、前者。 60
73頁
A ミヤビなふりだけしてい る偽者 18 真のミヤビを明確化するために、真贋の見分け方を示す。気取っているだけの偽者もいる。
B 「ボロは着てても心はミヤビ」な女と、ヒナビなだけの女 23 ミヤビな大和の女とヒナビな河内の女を対照。愛の質や、待ちつづける耐性の強弱も対照。
C ミヤビをとり戻した昔男にとって、片田舎の女は不要 24 片田舎住まいでなくしたミヤビを宮仕えしてとり戻すと、片田舎の女は眼中に入らなくなる。
V章 イロゴノミ修行の日々(二五・二八・三四・三七段) @ イロゴノミ女にもてあそば;れる 25 相手が小野小町とおぼしき手強いイロゴノミ女では、苦戦を強いられる。 74〜
81頁
A イロゴノミ女に捨てられる 28 プロットが進むにつれ、状況が前より悪化する。
B 堕ちきって、一喝のコメント 34 堕ちるところまで堕ちきる。一喝コメントで仕切りなおす。
C イロゴノミ女を従える 37 二五・二八段のリベンジマッチ。強さをとり戻す。
W章 なかだるみからの復活(四一・五九・六三・六五段) @ 一変して優男化する 41 共感にもとづいた一六段の援助とは異なり、親類というだけで援助する。ただ連帯しているだけの平和ボケの日々。 82
96頁
A なかだるみを仕切り直しするために一旦死ぬ 59 三八段以降の馴れ合いをリセット。隠居生活を望む流れも遮断する。
B イロゴノミのヒーローとして完璧すぎるほどに復活 63 確立された権威として完全復活する。全知的で、余裕すら見せる。復活劇第一幕。
C タイムスリップしてシリアス路線に軌道修正 65 完璧すぎた復活を軌道修正し、悩みもがくシリアス路線が復活する。復活劇第二幕。
X章 超えられない現実のカベ(七六・八一・八六・八七段) @ タイムスリップから戻り、 さらに厳しい現実に直面 76 タイムスリップの揺り戻しの後、皇太子の母となったかつての恋人と対面。厳然たる身分差に直面。 97
111頁
A 翁役に慣れるほど、本 音の隠し方もうまくなる 81 政治的敗者である源融の邸で、翁として言祝ぐ。完璧に翁の役柄になりきっているため、本音も見えにくくなっている。
B さすがのイロゴノミもお手あげ 86 仕事の忙しさと時間の流れは、男女の関係をも風化させる。そういうエピソードを思い出す。
C やるせない虚無感 87 一時的に慰められても、結局は現実から抜け出すことはできない。最後の一文がハッピーエンドを拒む。
Y章 妥協後の八つ当たり(九三・九五・九六・一○一段) @ 「恋は分相応に」宣言 93 身分差をものともしなかったのは過去の話。かつてのイロゴノミも、今は分相応に生きる。 112
121頁
A 本命はあきらめ、滑り止めに妥協する 95 二条后本人ではなく、そこに仕える女房と結ばれる。分相応な妥協を実践。
B 相手を呪うまで荒れる 96 行きちがいのあった女に呪いをかける。すさみゆく斜陽の昔男。
C 黒い翁の藤原氏批判 101 翁の仮面性を悪用し、藤原氏批判を繰り返すようになる。すさんできた証拠。
Z章 ウソに満ちた物語世界(一○三・一○四・一○五・一一一段) @ 語り手の不真面目なウソ 103 語り手の不真面目なウソが、物語世界をスレたものに感じさせる。 122〜
129頁
A 語り手のウソと昔男の堕落 104 語り手は不真面目なウソをつき、昔男は堕落して晩節を汚す。かつての斎宮物語も地に堕ちる。
B ウソをついて哀願する 105 見え透いたウソをついて女に接近し、見下されても、言い返せない。
C 口から出まかせ 111 行き当たりばったりで、平気でウソをつく昔男。女にも見透かされ、みじめ。
[章 崩壊するアイデンティティー(一一四・一一六・一二三・一二五段) @ バランス感覚を喪失 114 以前は体制批判しても相手を怒らせることはなかったが、八方破れで失態を演じる。 130
140頁
A ミヤビのアイデンティティーを喪失 116 ずっとヒナビを否定していたのに、今はみちのく住まいに満足してしまう。
B イロゴノミのアイデンティ ティーを喪失 123 別れるつもりでいたどうでもいい女に妥協する。基準を下げる。
C 突然死ではなく、必然死 125 アイデンティティーが崩壊すれば、あとは死あるのみ。必然的に死ぬ。
第三部 『伊勢物語』研究の展望と参考文献案内
T章 『伊勢物語』研究の展望 @ 『伊勢物語』研究が絶えることはないのか 一つの古典が長年研究されているのに、なぜ掘り尽くされないのか。それは、さまざまな研究方法があるから。 142
150頁
A 『伊勢物語』研究の行き詰まり 掘り尽くされなくても、問題はある。難攻不落の『伊勢物語』に対しては、それに適した研究方法を熟慮しなければならない。
B 相補論(つなぎ読み)自体も乗り越えてほしい 相補論(つなぎ読み)にも欠点はあるはず。それを乗り越える新人の登場を期待する。
U章 『伊勢物語』に親しむための参考文献案内 @ 参考書 『伊勢物語相補論』
「伊勢物語で遊ぼう」
『伊勢物語・大和物語論攷』
つなぎ読みをよりくわしく知るための専門書とホームページ、および、それ以外の専門書。 151〜
155頁
A 注釈書 『新潮日本古典集成』
『伊勢物語全評釈』
手頃でおすすめの注釈書と、諸説を一覧できる分厚い注釈書。
B 図録 『新潮古典文学アルバム』 絵巻・写本・ゆかりの地などの写真が豊富で、かつ、コンパクトな図録。
C 影印本・字典 『影印校注古典叢書』
『字典かな』
写本の雰囲気を味わえる影印本と、その助けとなる字典。
あとがき 156〜
157頁
Table of Contents 158〜
159頁
著者紹介・奥付



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